2012年8月3日金曜日

「PPCC」!スペシャルインタビュー!前編

今回もSCRAMBLESのボス、松隈ケンタ氏にPPCCの制作秘話を伺うべく、スペシャルインタビューを決行しました!!




ここでしか聞けない話、満載です!

それではどうぞ!!

(長いので前、後編でお届けします!!)



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--まずは表題曲「PPCC」についてなんですが、この曲はなんといってもサビの「ぺろぺろちゅっちゅー」という歌詞が印象的ですよね。


 松隈氏: あれはプー・ルイが書いてきた歌詞なんですけど、ほんとびっくりしましたね。

僕が作ったデモではあの部分は「Anytime goodtime~」て歌ってたんですよ。ハイスタのようなメロコアの曲にしようと思ってて。

ところが、歌詞を書かせてみたら、送られてきたのが「ぺろぺろちゅっちゅ~」で。

天才かと思いました(笑)

1億人に作詞コンペしてもこの発想はプー・ルイからしか出てこないでしょうね。

一瞬だけさすがに、メジャー第一弾で「ぺろぺろちゅっちゅー」でいいのか冷静になってみて悩みましたが(笑)、

スタッフ満場一致でこの歌詞になりました。


--確かにあの歌詞は驚きました。そうきたか!って(笑)


松隈氏:ここだけ聞くと変態的でエロいかと思うくらいの言葉のインパクトなんですけど、ちゃんと自分たちが今から向かう道をアイスに例えて表現してる。

ほんとすごい歌詞だと思います。そしてなぜかちょっと泣ける。

あの年齢であそこまでの歌詞を書ける人はなかなかいないと思うので、プー・ルイの作詞能力が開花してる曲ですね。




--歌詞のインパクトでいえば、「歩行者天国の雑踏で 叫んでみたかったんだ」も斬新ですね。


松隈氏:あの歌詞はわっきーが書いてきて。ほんとは確か、違うタイトルがついてたんですよ。

でもあのタイトルの歌詞を初めて見たときに、これはすごい!と感動して急遽あれをタイトルにしました。



--今回、新メンバーは初めての歌録りでしたよね。どうでしたか?


松隈氏:ほんとにBiSに加入してすぐの歌録りでしたからとてもバタバタしてて。みっちぇるはまだ髪長かったからですね。


--それはほんとに加入してすぐですね。


松隈氏:2人にとってはレコーディング自体が初めての体験で。

わっきーはものすごく緊張していて怯えた子犬のようになってました。(笑)

でも勘はとても良くて、2~3回歌わせたらすごくノッてきて。レコーディング中にどんどん良くなっていって。

まだまだ発展途上ですからね。わっきーの歌はこれからもっと爆発すると思います。

勘が良い、という点でゆふちゃんを初めてレコーディングしたときの感触と似てました。



--みっちぇるのレコーディングはどうでしたか?


松隈氏:みっちぇるは主張の強い声で。前に飛んでくる声ですね。そういう点ではユケの声質と近いとこもあって。

でも初めてレコーディングしたときの感触としては、初めてりなはむの歌を聴いたときに感じた

「なんて萌え萌えな声をしてるんだ!」

ていうのをもう一回体験した!!(笑)

「(いい意味で)なんだこの歌!!??おもしろい!!!」ていう(笑)

声質が天才的ですね。


--みっちぇるの歌声、耳に残りますもんね。あと、みっちぇるのDメロがエモイという声を耳にもしたんですが。

松隈氏:そうなんです。けだるそうなところが、逆にエモイ!!(笑)

「感情なんて たーりらーりらー のほほーん」ていう歌詞(CRACK CRACKのDメロ)をあそこまで歌いこなせる人はなかなかいない!

あの感じはみっちぇるにしか出せないでしょうね。



--難しいDメロもみっちぇるは歌いこなす、という噂もききました。


松隈氏:BiSの曲の制作って、まずは仮歌を僕が歌って、それを歌詞が出来た時点でじゅんのすけ(BiSマネージャーの渡辺氏)が歌いなおしてメンバーに渡すんですね。

れを真似してメンバーが歌うものを、レコーディングしながら調整してくんです。

じゅんのすけも元々バンドのボーカルをやってたくらいなので歌はうまいんですけど、そのじゅんのすけが今回初めて、歩行者天国~のDメロを「松隈さん、このDメロ難しくて歌えないっす!」て言ってて。



--確かにあのDメロのメロディって独特ですよね。


松隈氏:あのDメロはWeezerぽくしたくて、自分でもあまり使わないメロディ感で作ってみたんですよ。

ポップだけど、ちょっと違和感ある、みたいな。

なので実は自分で仮歌入れるのも難しかったくらい(笑) キーもあそこだけ変わってますしね。

考えすぎると歌えないようなメロディなので、僕もじゅんのすけも他のメンバーも歌えなかったのに、みっちぇるは逆に何も考えずに素直に歌ってるのか、さらっと歌いこなしてました。




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前半はここまで。

後半も制作秘話たくさん。


お楽しみに!!!!!








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