2012年4月11日水曜日

「IDOL」発売記念!スペシャルインタビュー!

みなさまお久しぶりです!!


本日4/11HMV&ローソンとタイアップしたBiSのニューシングル「IDOL」発売日です!!!






今回もSCRAMBLESで全面的にサウンドプロデュース。


我らがボスの松隈ケンタ氏の爆裂サウンド、爆裂楽曲により、

アイドルとは何かを問いかける、BiS史上サイコーに尖った楽曲に仕上がりました。


 
そして今回はBiSディレクター渡辺氏の壮大な釣りにもSCRAMBLES全面関与。笑




ということで両楽曲の生みの親、松隈ケンタ氏に「アイドル」「IDOL」この2曲についてのインタビューを決行いたしました★


それではどうぞ!!



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--まずは3/15に発表された「アイドル」について聞かせてください。


松隈氏:「アイドル」はザ・アイドル路線を目指しつつも、ふざけてやっているように見えてもダメだし、手を抜いているように見えてもダメだし、かと言ってAKBのような今の時代のアイドルソングをやっても埋もれてしまう。しかもメロディーは絶対いいメロディーにする!という点をふまえて作るのがすごく難しかったですね。



--アレンジも今回は今までのサウンドと違いますよね?


松隈氏:今回はアレンジもSCRAMBLES内で3パターン用意したんですよ。
そこでコンペをしてあのアレンジになりました。実は俺が作ったアレンジはボツってます。笑


--そして歌詞も今回松隈さんが書いてるんですね。

松隈氏:BiSの曲で初めて作詞しました!

サビの歌詞をとにかく一番こだわって。
「君のことギュッと抱きしめたいのさ」はアイドルの気持ちってこんなかなーと思って書いてみた。笑

「なーんて 言われても アイドル」 BiS自体がいろいろ言われてるからあの歌詞が浮かんで。それをふまえると、あの歌詞、筋通ってるやろ?笑

いつもはサウンド先行で曲を作るんですが、この「アイドル」は詞先で作ったのでものすごく珍しいパターンです。



--ちなみに松隈さんのなかでのアイドルソングってなんですか?


松隈氏:俺のなかでのアイドルソングはドラゴンボールのエンディングですねー。
「ロマンティックあげるよ~♪」てやつね。
あれが一番好きだから。あの雰囲気目指しました。80年代風の。



--「アイドル」制作秘話あれば教えてください。


松隈氏:この曲はほんと歌入れが大変で。
いつもは試しに歌わせると何回か歌えば、良いとこがつまめるのだけど、今回は何回歌ってもなんだか暗くて。笑
 
全くアイドルっぽくなかったんですよー。
アイドルソングを目指して曲も作ったのに、いざ本人たちに歌わせたら、アイドルソングにならんかった。笑


--今までがバリバリなロック路線でしたもんね。

松隈氏:なので今まで歌にも「刹那」を求めてきたので。あと「泣き」ね。

だからアイドル的な歌い方のディレクションもわからないから、一回メンバーをコントロールルームに集合させて、アイドルソングをそれぞれ聞いてもらって。モー娘。をみんなで聞いたりもして。

BiS史上最高に歌入れが大変でした。

なかなかうまいこと録れなかったので、そのあとすぐ「IDOL歌わせたんですよね。
そしたら「IDOL」のほうはかなりスムーズに録れて。



--え!?同じ日に録ったんですか!?


松隈氏:そう。アイドル→IDOLアイドルで録って。
IDOL」の歌入れの後に録った「アイドル」が収録されてます。



--あいかわらずBiS現場はすごいスケジュールですね。。笑


松隈氏:同じ時期に全く真逆の曲を同時進行で作ったから脳みそこんがらかるかと思った。笑




--ではここからは「IDOL」について聞かせてください。


松隈氏:この曲も今回のシングル用に書き下ろしたんやけど、正直に言うとあそこまでヘビーなの、ハードコアなのは実はそこまで得意じゃなくて。
なので渡辺くんといろいろメタルやハードコアやら研究しました。

とりあえずギターのチューニングをEからCまで落としてそこからさらに半音下げにして。
さらに、スタッフに「とにかく楽器屋で(ギター用の)太い弦買ってきてくれー」って頼んで。

そこまでして、チューニングも2音半も下げたのに、渡辺くんからは、もっとギターをヘビーに!っていう注文がきて、どうしたらいいんじゃろ?て思いながら作りよって。

音も太くしたいからボグナー(ギターアンプ)つっこんでね。



--ギターの音、骨太ですもんね。


松隈氏:新しいスタジオ作って、気合いれてボグナー買ったけんね。
今までよりジャキっと強くて太い音のギターになってます。

あ、そうそう、今回のシングルはPINBALL LAB.第一弾シングルです。
機材の環境もパワーアップしたので、より気合入ってます。



--確かに音、分厚いです。じゃあ「IDOL」はギターから作ったって感じですか?


松隈氏:まずはあのイントロのリフが出てきて、そのあとサビが出来て、って感じで作ったかな。
「アイドル」よりはするっとできた。笑
ロックよりのほうがやっぱり得意やけんね。


--この曲はアレンジも松隈さんですね。


松隈氏:ですね。ギターは全部俺が弾いてます。で、ベースはメガネくん。(プー・ルイ時代のバックバンドのベーシスト。let me sleepの作曲者でもあります)で、ドラムは今回打ち込みです。轟さんにあんなの叩けんって言われた。笑 そんなにツーバス踏めないって。笑



--ツーバス、ものすごいことになってますもんね。笑


松隈氏:そう。楽譜で表したら、6連符?いや8連符?いや9連符くらい?とにかくすごいことになってます。


--歌録りは先ほども仰ってたように、サクっといったんですか?


松隈氏:今回ものんちゃんのハモリが良くて。のんちゃんに関しては最近はハモリのガイドメロディ作らなくても自分でこっちがいいかなって歌っちゃうんですよね。すごいです。
あと、プールイのまっすぐな声は今回もとてもハマってますが、ユフちゃんが新しかった。エモイ。
NEWユフ」が出てきたって感じです。



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はい、今回はここまでです。

いかがだったでしょうか?

サウンド面にかなり迫ってみました!!


発売日までいろいろありましたが、「IDOL」、みなさまよろしくお願いします!!!!




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